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Casually notes (about GENKI)

written by KAZE

 VOL. 2

DATETEXT TITLENOTE
2003/08/01もう8月 
2003/08/08あぁ、やっぱり... 
2003/08/23ライブで充実!LIVE Repo
2003/09/01GENKI SESSION 2003LIVE Repo
2004/09/01物足りない夏 
2005/01/22男気!LIVE Repo
2006/01/06アコースティックな夜LIVE Repo
2007/08/24夏はこれから…LIVE Repo
2009/08/25RAGは酷すぎるLIVE Repo
2009/08/25GENKI SESSION 2009 in 京都LIVE Repo
2009/12/24イザ!渋谷へ 


もう8月 [2003/08/01]
早いような、それでもまだ先のような...。ライブまで3週間を切りました。ライブは、盆休みも終わり、夏も後半に入った、少し気の抜けた時期に行われます。前半の「これから!」っていう時期に行われるのも、期待する休みに向けて勢いがつくようで良いのですけど、休みが終わった後で、目標というか楽しみを失った時期に、ライブという新たな楽しみがあるのはうれしいことです。またあの歌を歌ってくれるかなとか、今からもう楽しみにしているぐらい。とにかくその日まで、夏バテしないように、体調を整えておかなきゃ。


あぁ、やっぱり... [2003/08/08]
7/26、SHIBUYA-AX のハードロックサミット、やっぱりあの二人のセッションが実現したんですね。みなさんの書き込みを読んで、非常にうれしく、かつ行けなかったことが残念でなりません。もう、本当に最高だったようで。さすがにVOW WOWのナンバーはプレイされなかったようですけど、それでも良いですよね。 恭司さんの「徒然日記」も拝見しましたが、本当に、お二人とも感慨深いものがあったみたいで、こちらまで切なさと喜びと、複雑な心境に包まれました。 期待して良いですよね! 何年先になるか分からないけど、VOW WOWを再び見せてくれることを。あとは、玲衣さんに加わっていただければ、僕的にはもう完成です。 GENKIさんのヴォーカル、恭司さんのギターに玲衣さんのピラピラ〜(キーボード)が加われば最強です。当事者にしか分からない様々な障壁があるでしょうけど、本当に待ってます。その日が来るまで...。
ライブで充実! [2003/08/23]
8/21京都RAG、GENKI SESSION 2003 〜夏休みだよ!全員集合!!〜 行って来ました! スッゲー良かったです。もう充足!という言葉がピッタリ。近年は色々とライブに行ってても、公演中苦痛だったり、終演後に何も残ってなかったりしてるので、こんなに満ち足りた気持ちになったライブは本当に久しぶりです。もっと早く感想を書こうと思っていたんだけど、なんて言うか、いまだに酔いしれてて、すぐには言葉にならないという感じでした。だから今は簡単に「気持ち」だけ。それと、ツアー(笑)はまだ終わって無いから、未見の人のために詳しいことはあえて書きません。来週の東京が終わったら、また書きたいと思います。 真剣な冗談で始まったライブ、中盤はシリアス、後半は熱く楽しくと、飽きさせず、あっという間の3時間半(!)でした。もっともっとやって欲しかったくらい。行きは夕立、突然の大雨と雷に遭い、ずぶ濡れに、帰りは(またしても)終電車に間に合わず、途中からタクシーということで、思わぬ大出費になってしまうという、ヒドイ目に遭いましたが、それでもライブはサイコーだったので、全然苦になっていません。 今は、風呂上がりの時のような疲労感と充実感で、しあわせな心持ちです。 感想や内容などをもっと書きたくなってきたけど、ここは抑えて、次回に。
GENKI SESSION 2003 [2003/09/01]
 それでは、簡単ながら8/21 京都・RAGでのライブをご紹介します。
本来なら、ライブリポート専用ページを設けるべきなんだけど、いかんせん曲名が分からないので(僕はGENKIさんのファンであって、必ずしもHard Rockファンでは無いから。基本的に他の人が唄うRockは興味が無いんです。逆に、GENKIさんが唄うものであれば、何でも好きです。)、中途半端な感想文にしかなりませんから、ここでご紹介させていただくことをお許し下さい。
 開演は10分遅れの19:40ぐらい。まずキーボードの難波弘之さんとGENKIさんのお二人で入場されました。ここRAGは、ステージ袖には楽屋が無くて、離れています。それでステージに上がるには会場の中、”花道”を通って上がらなくてはなりません。間近を、お目当てのアーティストが通っていくので、ファンにはうれしいです。今回は入場曲無し。会場からはなぜか笑いが。
 いきなりのMCでGENKIさんは「”難波弘之と過ごすJAZZの夕べ”にようこそ。」と、早速笑いを取り、ボソボソと、それ風のMCを続けながら、おもむろに座り込んでしまいました。またしても笑い。どうするのかなと思っていたら、本当にJAZZナンバー、ハリー・コニックJRの「on the street where you live」を唄い出しました。意表をつかれたというか、本当にここで唄うとは。と言っても、この唄は以前もライブで唄われていたので、この唄には何の違和感もないのですが、”JAZZの夕べ”というのは単なるツカミだと思っていましたので。しかし、この唄もいいですねえ。すごく良い。オリジナルはまだ聞いたことがないのですけど、やっぱりGENKIさんだから良いのかな。今度、ハリーのCD買おうと思ってます。このライブはJAZZ有り、歌謡曲有り、GS有り、アニメソング有り、Hard Rock有りと、本当に幅広く、そこが楽しみでもあります。そして、この唄が終わって「残念ですが、最後の曲となってしまいました。」と、またしても笑いを取りました。”JAZZの夕べ”はここまで、次からは「アンコール」になるそうです。そしてあくまでも”ゲスト”ミュージシャンとして、ギターの大谷レイブンさん、ドラムの高橋ロジャーさん(笑)、ベースの水野ムーチョさんを、ステージに招き入れてました。どこまでも冗談。
 アンコールというか2部(どちらにしろ笑い)は、レッド・ツェッペリンやディープ・パープルのハードな曲から(曲名が分からないので本当のところはよく分からないのですけど)、始まりました。これらの唄も、ハードなだけじゃなく、ディープな感じが良いです。他にスローな曲や明るい曲、NOIZやGSの曲など、色々なタイプの唄を唄われましたが、中でも僕のお気に入りは「Cry me a river」です。もう本当に、表現できないくらいすごく良いです。実際聞いてもらわないと、良さを伝えられないです。こちらもオリジナルは聞いたこと無いのですけど、たぶん他の人の唄では満足できないと思います。中盤、割とシリアスに感じましたが、それはたぶんMCが制限されていたからでしょう。前日の広島は、22:00までには絶対終わらなければならない場所だったそうで、それでできるだけMCを入れなかったのに3時間もかかったそうです。今回の京都は、広島よりも曲数が増えているから、メンバーから釘をさされていたみたいです(笑)。でも、やっぱりしゃべりたいみたいで、気にしつつも結構MC入れてました。1年ぶり(京都は去年やってないから2年ぶりか。)ですから、積もる話もありますよね。ステージと会場とで一体感があり、気安く、みんな家族みたいで話したくなるのは分かります。僕も話を聞きたいです。
 今回、ゲスト(本当の。)で、レイブンさんの他にギタリストが参加されました。最初、GENKIさんのMCで「特別スペシャルエスペシャル!(笑) ずば抜けて素敵なゲストのギターリスト」と聞いて、もしやあの人か?と思いましたが、やはり違ってて…。ただ違ってはいましたが、別の意味で驚きがあり、すごく良かったです。ゲストは、女性ブルースギタリストの静沢真紀ちゃんでした。マキちゃんは黒のドレスにヒールで、セクシーでした。全然場違いなくらい。 GENKIさんが「指名したい」とか、マキちゃんが踏む「ペダルになりたい」とか言って、笑いを誘っていました。どういった経緯で参加されたのか知りませんけど、実力も高く、ヴォーカルとギターのバトルなど聴き応えありました。
 そして、永〜いアンコールの後(笑)、本当のアンコール。でも、本当のアンコールも永いんですよ。GENKIさんは、なんか本当にマキちゃんに惚れてしまったみたいで、ラストの、秘密のアッコちゃんの「スキスキソング」の時に、特別にマキちゃんに自分の耳元で「スキ、スキ」って唄わせていました(笑)。その声をサンプリングしたいとも。最後は「アッコちゃん」を「マキちゃん」に替えて絶叫! こういうのは女性ファンはどうなんでしょうか? でも、特に退いている風になかったし、GENKIさんのファンは寛大なんですね。マキちゃんは、本当に僕でも惚れてしまいそうなぐらい素敵でした。ちなみに、「スキスキソング」はいつも最後に唄う定番で、大盛り上がりになります。今回も最高に良かったです。この曲を唄う前にGENKIさんが必ず呪文を唱えます。「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン、来年もみんなと会えますように!」本当に、僕もそう願ってます。約束です。でも、冬休みにもやってくれないかなあ。来年まで待ち遠しいですよ。
 終演は23:10でした。僕は終電に間に合わなかったし、どうせなら、朝までやってほしかったくらいです。次回はホテルを取ろうかと思ってます。こんなに気持ちの良いライブ、そうは無いですね。
物足りない夏 [2004/09/01]
 1年ぶりの書き込み。今年は残念ながら、「夏休みだよ!全員集合!!」ライブが無くて、物足りません。色々とご都合がお有りだったのでしょうけども。冬も春もなかったし…。まだ暑い日が続いていますけど、微かに秋めいて来ていて、燃え上がらないうちに夏が行ってしまうと思うと、非常に寂しいです。
 で、少し時間ができたので、懸案だったライブビデオのDVD化を果たしました。「LIVE IN THE U.K.」と「JAPAN LIVE 1990 AT BUDOKAN」です。テープのままだと劣化が怖いので、デジタルにしておきたいとずっと思っていたのですが、今まで出来ませんでした。 曲の頭出しもできるし、劣化を気にすることなく何度でも再生できるし、これからはもっと堪能できそうです。録画しながら見てましたが、やっぱりいつ見ても最高です。今更ながら解散が不思議だし、残念に思います。とりあえずは今回作ったDVD-RAMを見るとして、レコード会社にはDVDを市販してくれることを節に願います。
男気! [2005/01/22]

・01/22/2005 (土) 京都・Live Spot RAG
「祝!デビュー20+1周年記念ライブ!! ドラマー小森啓資 叩き倒しの3連チャン!!!」
第2日目【超本気ロック魂炸裂!〜男気魅せます!!〜】

 1年半ぶりに元基さんの生ヴォーカルが聴けると言うことで、すごく楽しみにしてました。(実は先月まで12月の22日と間違えていて、当日の朝まで行くつもりで準備してました。それぐらい気が急いていたというか、ボケてるというか、楽しみにしてたんですね。)
 というわけで準備万端、開場の30分前に到着し、しばらくリハに耳を傾けてました。開場後、いつもの席へ。このライブハウスは、1ドリンク・1フードを別途注文というシステムになっています。このシステムには大いに不満なのですが、仕方がないので僕は赤ワインとテキーラをブレンドした、本日限定の特別なドリンク「男気」をオーダーしました。男気という名から、もう少し"硬い"口当たりを期待したのですが、わりと大人しい印象で飲みやすく、僕には少し物足りないぐらいでしたが、比較的多い女性客向けに作られたのかも知れません。ライブにはこれくらいがちょうど良い加減なのかもしれないなあと思いつつ飲んでたら、気分が良くなっていきました。あっという間に時間が過ぎました。
 そしてライブがスタート。最初は元基さんをのぞいたメンバーだけの演奏です。ヴォーカルが無いため、ハードなフュージョンという感じでした。メインの小森さんはセンス・オブ・ワンダーに在籍されていたそうで、他のメンバーも、米川さんは元CCB、石川さんは元聖飢魔IIだったりと多彩な顔ぶれでした。
 1時間ほど経って、いよいよ元基さんの登場です。なんか若作りというか、キッズファッションという感じのいでたちでした。年々若くなる? しかし、そんな格好ながら、ハードで本格的なヴォーカルを披露するアンバランスさが妙というか、力業を感じます。今日もメチャクチャ飛ばしてました。凄い!の一語。いや、楽しさも存分に味合わせてくれます。だから余計凄いのか…。見てて全然疲れないですもんね。(疲れるライブはいっぱいあるけど。)いつものライブとは違って、今回はあくまでもゲストですから、セットリストもいつもやるNOIZの曲や「All or Nothig」、「スキスキソング」などはありませんでしたが、それでも耳馴染みの曲が多かったです。ブルースが少しとハードなロックで占められてました。
 今回、とっておきのエピソードも。元基さんがVOW WOW を辞めて間もない頃、小森さんや大谷さんたちと一緒にCMソングの仕事をされたそうです。しかし、完パケまで行ったのに、元基さんが酒を飲んで担当者に絡んだせいで(^^; ボツにされたとのこと。小森さんが、その幻の音源を持っていて流してくれました。とっても良い曲で世に出なかったのは惜しい! 聴けてすごく得しました。そういえば、「今日はみんなに迷惑を掛けないように」と、ビールの量はかなり自制されていたように思います。
 とにかく、ライブのサブタイトル「超本気ロック魂炸裂!〜男気魅せます!!〜」に適った内容で、大満足です。ハードで、芯の通ったロックをたっぷり聴かせてもらい、最高に楽しめました。帰宅して数時間が経ちましたが、未だ酔いしれてます。 しかし、蝉も鳴いている…。


アコースティックな夜 [2006/01/06]
 12/29 (木) 京都・RAG「GENKI JAZZ & ROCK ACOUSTIC SESSION」に、年の瀬、そして個人的に慌ただしい中、行って参りました。
 今回はライブハウス近くのホテルに部屋を取り、まさに準備万端、オールナイトでもOK!(あ、オールナイトだとホテルを取る必要ないか)のつもりでしたが、意外と早く終わってしまい、その点は少し残念でした。(しかし、京都から奈良までなのに、終電に間に合うか心配しないといけないところが凄いですね。)
 ライブは第一部がジャズ、第二部がロックでしたが、アコースティックセッションということで、いつものようなハードさはありませんでした。実は、僕はこのようなライブも切望していたので、すごくうれしかったです。期待通り、オトナというかジェントルな夜になりました。MCも「なぜか小声(笑)」(by GENKI)で、雰囲気作ってました。第一部のジャズでは、バラードが大部分を占めていました。第二部のロックはドラム無しで、ピアノとエレクトリックギターだけ(「”アコースティック”なのに何で”エレクトリック”?(笑)」by GENKI)、それを不満に思われた方もいらっしゃったと思いますが、たまにはこういうのも良いなと思いました。貴重です。ライブ終了後に耳の中で蝉が鳴くことも無いし…。ただ、今回も「All or Nothig」や「スキスキソング」などが無かったことは残念に思いました。
 京都の夜はすごく冷えましたが、GENKIの歌とバラのカクテルで暖かくなったところでホテルに帰りました。翌日は大晦日。ひとときの休息になりました。
夏はこれから… [2007/08/24]
 8/24 (金)、私的今夏最期待イベントであった京都・RAG「GENKI SESSION 2007 〜久しぶりの夏休みダヨ!全員集合〜」に行って来ました。 ライブタイトルにもあるように、久しぶりの夏休みセッションなので、ものすごく楽しみにしていました。
 仕事を終え、今回は大阪から京都へ、初めて京阪電車で行きましたが、ルートが変わると同じ地にたどり着いても何か違う感じがします。これは以前にも他のライブリポートで書いたことですが。で、RAGの席取りシステムは今回から入場順ではなく、チケット購入時にあらかじめブロック単位で指定することができるようになりました。会場入りは開演ギリギリになりそうだったし、早いもの順じゃなく、もう並ばなくていいのは助かりましたが、実際会場について店長に案内された席は指定した場所と大きく異なり、目の前に柱があるところで困惑しました。「えー、こんなところなの。見えるかな?」と思いましたけど、実際はGENKIさんの全身を間近で見られて、予想外に上席でした。(ただ、耳が難聴になってしまいましたが。)
 ビールを飲んだ後は、いよいよライブです。このところ定着してきたジャズスタイルで始まりました。ピアノとベースをバックに名曲を熱唱。このジャジーなスタイルもすごく好きです。シャレじゃなく、本気で通して欲しいぐらい。バラード系3曲のあと、いつものように”締め”の挨拶で会場を笑わせたと思ったら、今回はホントに引っ込んじゃいました(^^; 新機軸ですね。一応、前座のバンドという設定のようです。
で、2部はドラムとエレキギターのうるさい人たち(^^) (by GENKI)が加わり、ハードロックスタイルの始まりです。1曲目から、一気に鼓膜をつんざきました。 でも、すごく気持ちいいー。こんなのを待ってたんです。詳しいセットリスト等は割愛しますが、本当に良かったです。聴きたかった曲はすべて聴けたんじゃないかな。今回は、少しご無沙汰だった「All or Nothig」や「スキスキソング」などもあって、大いに盛り上がりました。
 途中、キーボードの難波さんのコーナー(?)もあり、一部特撮ファンの間で有名な、PYGの「花・太陽・雨」が披露されました。ちなみに、PYGとはタイガースを解散したばかりのジュリーと、テンプターズを解散したばかりのショーケンが組んだバンドです。この曲は僕も好きで、CDを持ってます。
 GENKIさんのこういったライブスタイルにとまどっている方がいるようで(僕なら全面的に受け入れられるのに。)、聴くところによると、近年、SNSとかネットで話題になり、それで興味を持って、初めてライブに来られたという方が多かったみたいです。僕にはそれがすごく意外でした。ずっとGENKIさんの追っかけをしてきた人たちばかりかと。
 最後のMCで、「プロでもないのに、みんなこんなに来てくれて…。」という言葉が、僕の心に少し染みました。GENKIさんの人柄や、その実力、今の境遇等考えると複雑な心境です。
 たっぷり(いや、まだまだ?)堪能して終演後に時計を見ると23:08。奈良まで帰る最終便が23:07だから、もう完全にアウトでした。今回はホテルも取ってなかったし、ちょっと途方に暮れましたけど、シミュレーションはしていました。ネットカフェかマンガ喫茶で時間をつぶそうか、電車で帰れるところまで帰って、あとはタクシーでと思ってました。一応、後者をチョイスして、駅に行きましたが、もはや乗り継ぎキップさえ発行されていない時間でした。すごすごと元のライブハウス前まで戻ってくると、まだファンの方が結構残っていました。会場内で言葉を交わしていた方たちも残っていて、「それじゃあ、飲み明かしますか。」と決まったところ、GENKIさんが会場まで歩いて戻ってこられました。僕は早速、カメラを出してパチリ! こういうこともあろうかと、今回はデジカメを持ってきていたんです。僕は奥ゆかしい(^^)ので、ツーショットやサインをねだるということはしませんけど、写真を取れたことで本当に満足しました。(会場ではお宝グッズも手に入れられたし。)
 それから、その場にいた何人かの内の8人で居酒屋へ行きました。驚いたことに、皆、今日初めて会場で知り合った方たちばかりでした。てっきり僕以外は友人同士で来られた方たちだと思っていたのですけど、みんな来たところもバラバラ。それなのに何の壁もなくすんなりうち解け合えるなんて、さすが、ハードロックファンは違いますねー。 居酒屋で乾杯して、その後はカラオケへ行き時間をつぶしました。
 夜が明け、始発が走り始めた頃、皆と別れ、京都の町を駅まで歩きました。 木屋町通りを抜け、三条大橋を渡ると、鴨川べりの土手やお店の川床で、夕涼みをしていたのか、始発を待っていたのか、何にせよ夜を明かしたカップルや若者などが多数、寝そべったり、腰を下ろして談笑していました。ふいに、映画「白いドレスの女」の冒頭の出会いのシーンを思い出しました。
 もう若くもないのに、ライブで出会った知らない人たちと飲みに行って、夏の夜を過ごしている自分に少し笑ってしまいました。また、こんなことがあればいいな。これからもライブに行くぞ、と思いました。
 実際、残暑はまだまだ厳しいのですけど、本当に僕の夏はこれから始まるような気がします。
RAGは酷すぎる [2009/08/25]
 8/21、2年ぶりのGENKI SESSIONで京都へ行ってきました。入場早々、LIVE SPOT RAGに対する猛烈な憤りで爆発寸前になりましたが、ライブが始まると、そんなことはどうでも良くなってしまうぐらい楽しいものになりました。
 しかし、忘れてしまうわけにはいかないことなので、初めに書いておきます。
 まず、RAGで用意されたチケットは「立ち見」でした。(オールスタンディングではなく、席が設けられているライブです。)事前にそんな説明は一切無く、会場で案内されて初めて知りました。もちろん料金は座席と同じです。発売日当日に予約したにも関わらず「立ち見」なんて。人気のライブなら珍しいことでは無いかもしれませんが異常です。これは、RAG会員に優先的にチケットを回しているのが大きく影響していると思います。会員制度も良いでしょう。僕も入場システムが変わる前は会員でした(当時はメリットらしいものはありませんでしたので継続しませんでした)。しかし、年間10,000円も払わされるんです。そうまでしなければ席を与えられないなんておかしいですよ。払ってでも良い席で見たいという熱心なファンがいることも事実ですが、だからって人の弱みにつけ込むようなやり方は納得できません。それに、会員になったからと言って、必ずしも良い席を与えられるとも限らないし。どうせ常連とか、コネがある人を優先させるんでしょうね。
 ついでに言うと、「追っかけ」の人にも、少しは地元のファンに譲るということを考えて欲しいです。いつも同じ人が会場を占めていたのでは、何のために各都市を回ってライブを開くのか分からないです。一度限りのライブなら遠征も分かります。また、元基先生が言うように、ライブは生ものだから同じメンバーで同じ曲をやっても毎回違う、ということを思えば、各会場へ行きたくなる気持ちも分かります。しかし、そのせいで、せっかくの地元ライブに行く機会を奪われるファンもいるのです。実際、今回立ち見の人は、地元の人が多かったです。以前に、あるアーティストサイドの「こんなところまで追っかけてくるな!と言いたくなるファンがいて辟易している」という吐露を聞いたことがあります。僕は元から、「オラが街に来るのを待って」、原則遠征はしないタイプなので、この時は我が意を得た心境でしたし、他人事ながら気の毒にも思いました。 強制力は無いけれど、少しは慮っていただければと思います。フランクなロックファンには苦言を言いたくはないですので、お願いは以上で。
 次に、こういう会場では、チケット代の他にドリンクやフード代として別途徴収されることがあります。RAGでは、以前はワンドリンクで500円でした。現在は、ワンドリンク・ワンフードで1,400円も取られます。ろくな食べ物が無いから仕方なくフードはパスして、ワンドリンク×2で缶ビールを2本オーダーしました。つまり、缶ビールが1本700円もするんです。行ったことはないけど、ぼったくりバーの方がまだ良心的ではないのでしょうか? 金額に見合うメニューはありません。それに、席は狭い上、テーブルもないし、だいたい立ち見の場合は食べ物どころじゃないでしょう。コップと皿を持ったまま、ライブを見ろとでも言うのでしょうか。しかも、立ち見席と称しているのは通路です。店側はライブ中も注文を取り、頻繁に食べ物を運んだりして、人が通る度に観劇を阻害されるし、トイレに立つ人からは邪魔になってしょうがないと思います。そのトイレも、入り口は男女共有で、しかも一つずつしかありませんから、開演前や休憩時間は長蛇の列で、立ち見なのか並んでるのか分からなくて大混雑します。 こんなこと今時、考えられません。
 RAGに対しては、チケットの公平な割り当て、適正で誠実な料金、安全かつ快適な会場設備及び席の確保を断固要求します。早急に改善無き場合は、善処を促すため、消防法、風営法等、様々な観点、アプローチでもって追求していきたいと思います。とにかく酷すぎます。
 次回までに改まらないようなら、元基先生には、今後は別の店でライブをやってほしいと思います。難しい面もあるようですが、大阪でやる方がマシじゃないかな。
 ライブの感想は、この後に続けて書ける状態じゃないので、別途あらためてということにします。
GENKI SESSION 2009 in 京都 [2009/08/25]
 運営における会場への不満は吐き出したので、ここでは心おきなく、簡単なライブの様子と感想を述べたいと思います。
 19:30過ぎ、まずは「難波弘之トリオ」の登場。例によってボソボソ声のMC(笑)から、難波さんのピアノと水野ムーチョさんのベースで「on the street where you live」と「Fly me to the moon」のジャズナンバーを。やっぱり、何を唄っても良いですね。で、残念ながら2曲で終演です。
 そして本編。”ゲスト”が登場(笑) ギターの大谷レイブンさん、ドラムの高橋ロジャーさん。ここからは違うバンドだそうです。(バンドじゃなくセッションだとも。)
 今回は、レイブンさんの提案で、前後半の2回に分ける(アンコールを入れて3部構成)という説明がありました。笑いを混ぜながらも「冗談抜きで水分を摂って(by 元基)」という気遣いが。
 1部はハードなロックが中心ですが、今回は珍しく(?)スムーズに曲が進んでいきます。(「余計なMCが無いから(笑)」by 難波)
 曲が終わる度に元基先生が「音デケェ! 絶対、リハーサルの時よりボリュームを上げてる(笑) なんで!?」と、レイブンさんたちにツッコミを。そして、「日本でもトップクラスのウルサイ人たちを集めました(笑)」
 前日のライブ後の打ち上げでは、かなり飲んだそうで、その反省か(?)、逆にこちらがいぶかしく思うほど、いつもと違ってビール等を飲まずに唄ってました。アルコールは入ってないはずなのに、時々プレスリーが憑依(笑)していましたが、本当に順調と言える進行具合でした。この時点では、これなら終電に間に合うかもという期待もありました。
 10分程度の休憩の後、2部へ。元基先生は、ステージに登場して、いきなり差し入れのワイン(焼酎?)をラッパ飲み。何か、不穏な雰囲気が(^^;
 「BURN」で始まったかと思ったら、『○○ホーム』の叫びで終演(笑) でも、一瞬本当にあのCMは元基先生が唄っているのかと思ってしまいました。実際、CMに参加したのは難波さんだけだそうですが。難波さんが現場へ呼ばれたときは、スタジオがピリピリしていたそうです。それまでNG続きだったそうで、ディープ・パープルファンの社長の怒りが頂点に。難波さんがNGの理由を聴くと…。一応、難波さんに配慮して割愛。(その話を聴いて、元基さんがすぐさま「それだったらリッチー呼べば言いじゃん!」と直球回答。会場は笑いと拍手喝采。)この辺から、冗談で唄いだしてはすぐ止め、またサビだけ唄ってはMCという、トーク主体の状態に。本領発揮(?)だけど、時間が…。2部は1曲1曲の演奏も長くなってました。
 MCでは、さかんにテキトーさを喧伝されてました。それと、その楽しさも。
「♪何ヶ月も何ヶ月も前からチケット取るの〜大変だったね でも俺たちは〜イイカゲン」
「♪窮屈な生活をしてるぜ みんな毎日毎日仕事に追われてるぜ だからこんな時だけイイカゲンなおじさんたちのイイカゲンなライブに付き合って… 何やってんだろう50過ぎてるのに(笑)… だからこんな日があっても良いぜ〜!」
「音楽とは自由なモノなんです。テキトーなモノなんです(笑)」
「バンドやってた頃から思ってました。バンドやりたくねぇな、セッションは楽しいなと。バンドが悪いと言ってるんじゃない。でも、セッションはすごく楽しい。 なぜなら、同じ曲でも毎回違う。全然違う。」
「実は新しい曲を覚えられない(笑)」
「同じ曲ばかりだと思うだろうが、やってる俺たちにしたら、ゼ〜ンゼン違う。」
「人見元基はだいたい同じ曲ばかりじゃんと思っているかも知れない。 そうじゃない!(笑) 落語を聴いたことがありますか?(笑) それと同じです。」
 そう、元基先生のライブはおなじみの曲が並びますけど、だからって飽きないんです。 むしろ、また聴きたいと思ってしまう。これを聴かないとライブに来た甲斐がないとさえ思ってしまう。これは何なんだろうと以前より思ってました。他の人のライブでは、前回と違う曲をやって欲しいと願うのに対して。今回、元基先生自ら答えを与えてくれたように思いました。今回も「Cry me a river」最高でした。
 各ソロパートの時、元基先生がトイレへ。トイレ近くで立ち見していた僕の横を通った時、近くの男性が色紙を出してサインをねだりました。酔っぱらっては無かったと思いますが、元基先生が僕にもたれかかるようにしてサインを。端から友達のように信頼して身体を預けてくれたこと、後ろから身体を支えていられたのが、すごくうれしかったー! 今回一番の収穫。ホントに来て良かったと思いました。
 2部最後の曲「All or Nothing」が終わった時点で22:45でした。僕にとっては終電のタイムリミット。ケツカッチンしようか寸前まで思案していたのですが、やはりアンコールの「すきすきソング」を聴かなければ意味がないので、ここで腹をくくりました。アンコールの拍手を続けていると、「アンコールはやるから。ずっと叩いてると疲れるから。」と元基先生が止めてくれました。さすが分かってらっしゃる。
 5分ほどでアンコール。「上を向いて歩こう」「You are so beatiful」と、しっとりした感じで始まりました。いよいよクライマックス。
「バンド名決まりました。『人見元基とこれでいいのだ』(笑)」と難波さんが発表。そして、最後は「すきすきソング」! やっぱり、これを聴かないと終わらないですね。全曲終了後、メンバー全員と会場で「天才バカボン」を大合唱。「これでいいのだ〜」。ハチャメチャで楽しいライブでした。
 終演は、だいたい23:15頃。当然、終電は行ってしまってました。2年前は、会場前でたむろしていたファンの人たちと飲みに行ったりしたので、今回も少し会場前で待っていたのですが、今回は元基先生も現れず、また雨も降ってきたことから、そこそこに切り上げ、ひとり、始発まで時間をつぶす先を探しながら、街をぶらつきました。
 数時間だけのことなので、ホテルは勿体ないし、サウナは嫌だし、ひとりでカラオケも…と思っていたら、インターネットカフェがありました。僕は利用するのは初めてでしたので不安でしたが、入ってみたら価格はリーズナブルだし、なかなか良いシステムに感心しました。これからは、終電を気にしないで楽しめます。早速、ネットで始発の時間を調べ、仮眠に。考えてみると、以前はライブを見逃すことも多々ありましたが、インターネットの発達で細かなライブ情報が得られるようになり、こうして元基先生のライブも楽しめるようになりました。反面、全国からファンが押し寄せ、チケットが取りにくくなるという現象も。何ごとも光と影があるものです。当たり前のことも、自分の身に起きないと気付かないものですね。また次回、楽しめるライブに是非参加したいと思います。
イザ!渋谷へ [2009/12/24]
 今年2月の「サンフォニックスの奇蹟」に行けなくて非常に残念な思いをしていました。チケットは、あっという間に売り切れたみたいで、のろのろと、僕が手配をかけた時にはもうありませんでした。
 ですから、今回さらにパワーアップして行われる12/25「アックスの奇蹟〜Veritas! One-night Wonder」は、なんとしても行きたかったのです。チケット代10,000円+ドリンク代別途という超強気の設定でしたが、現時点では次の予定などあるわけもないし、逃すと後悔するのは必至だから、本当に気合いを入れてチケットをゲットしました。
 「Veritas! One-night Wonder」のイニシャルを繋ぐと「VOW」になることからも分かるように、ほぼ”VOW WOW”と言えます。セットリストはどのようなものになるのか分かりませんが、VOW WOW中心の曲になるだろうと思います。僕としては、例え1曲でもVOW WOWの曲が入っていればOKですが。とにかく、大きなクリスマスプレゼントになりそうです。
 東京は何年ぶりか分かりませんが(もしかしたら久保ヤンのライブ以来?)、以前のように”忘れ物を取りに行く”ということも無いので、当初はライブだけ見れば即帰ろうと思っていたのですが、滅多にないことだから、少し滞在を延ばしてブラっとしてみようかなと思います。まったく、予定はありませんが。
 帰ってきたら、またリポートなど書きたいと思います。
to VOL. 1