この度、私初めて入院生活を送る羽目になりました。
この4月は療養生活で、まるまる1ヶ月、仕事もお休みしています。
毎朝夕、採血に点滴に、腕は穴だらけです。
病院生活は、学生時代に過ごした寄宿舎の不自由さと、ホテルのサービスを
合わせたような感じです。
この煩わしさから早く脱したい!
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病室の窓から薬師寺が見えます。
こちら側(東)から撮った薬師寺の写真はほとんど見かけませんね。
大抵、西側から、手前に池、薬師寺、バックに若草山という構図ばかりです。
奈良の景色を紹介するときに必ず使われていますから、きっとどなたもご覧に
なられたことがあるでしょう。
毎日、観光バスが何台も来ています。それから修学旅行生が各自グループ行動で
路線バスを利用して来ています。
僕は今の季節が新緑もすがすがしくていいと思うのですけど、意外にゴールデン
ウィークの間などは客が少なく、観光バス会社なども暇で、バスガイドの研修に
あてていたりするそうです。
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ベランダから東を望むと若草山が見えます。
今年は雨で山焼きの行事は取りやめになってしまい残念でした。
(山焼き自体は後日、昼間に行われました)
枯れ色をしていた山も、いつのまにか今は鮮やかな緑色に変わって、まるでゴルフ
コースのようです。
ここには写っていませんが、左に目を向けると唐招提寺、先頃復元された朱雀門
(税金の無駄遣いだよねー)が見えます。
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生駒山に夕陽が沈みます。
病室でひとり見る夕暮れは、ぐっと切ないかも。(僕は一人暮らしで慣れています
けどね。普段、家族と一緒に過ごしている4,50代のオジサンの方が意外と堪えて
いるようです。)
頂上には遊園地や、各テレビ局のアンテナがあります。
山の向こう側は大阪市内で、頂上からは一望できます。
昨年、第二阪奈道路が開通して、大阪奈良間もかなり近くなりました。
今まで生駒山を越えていたのが、トンネルを通ることになりましたから。
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ある夜のこと、病院とは田んぼを挟んだすぐ近くの住宅地で火事がありました。 道が狭いらしく、消防車がなかなか入れなくてちょっと心配になりましたが、
消防隊が現場に到着してからは、すぐに鎮火しました。
大火にならずに済んで、本当によかったです。
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これがウワサの病院食です。ホントに栄養あるのかな?
しかし、看護婦さんの仕事って本当に大変だと思いますよね。
見ていてつくづく頭が下がる思いです。
僕は言うことをよく聞いておとなしく寝ている「良い患者」なので、あまり
世話もかけていないと思いますが、本当に色々な患者さんがいますからね。
よほど気持ちがしっかりしていないと続かないと思います。
僕の姉も看護婦をしているのですが、メチャクチャ気が強くて困ります。
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今回初めて入院生活を送って、あらためて健康って大事だなあと思いました。